リコーフレックス用フォーカスレバー / Focusing Lever for Ricohflex

二眼レフのピント合わせには、レンズボードを前後する方式が多く使われていますが、
リコーフレックス(ダイヤ系除く)は二つのレンズをギアで噛み合わせて同期し、
二つのレンズを回転させてピント合わせを行います。
レンズの前枠は狭く、ピント合わせはお世辞にもいいとは言えず、かなり面倒な機種ともいえます。

本部品は、リコーフレックスのレンズ前枠に取り付け、ピント合わせをしやすくするためのレバーです。
レンズの前枠に、カブセ式フードを取り付ける要領で取り付け、ネジで締めて固定します。
前枠部分の外径が36mmの機種であれば、取り付けられると思います。
強度が必要な部品のため、出力できる材料はPA12(MJF)のみとしました。
本部品は組み立て式で、M3のつまみねじとM3の3種ナットを使用します。
組み立て方はDMM.makeのページTwitterのモーメントをご覧ください。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
https://make.dmm.com/item/898849/

PENTAX Q用収納付グリップ / Grip for PENTAX Q(w/ storage)

ペンタックスの小型ミラーレス一眼「PENTAX Q」。
こちらの記事にて製作したものは、ホールドをしやすくするための単なる拡張グリップでした。

PENTAX Qのデメリットですが、「小さすぎる」他には
「バッテリーの持ちが気になる」点があります。
本グリップは単なる拡張グリップとしての機能しか持ち合わせていませんが、
予備のバッテリーを肉抜きした空間へ収納するアイデアがあり、現在改良版を設計中です。

と書いていたように、同時進行して完成したのが本部品です。
以前のグリップが「通常版」だとして、こちらはバッテリー収納可能な「上位版」です。

基本設計はほぼそのままに、肉抜きしていた内部空間をバッテリー室として再利用しました。
純正バッテリー「D-LI68」を収納することができ、懸念の「バッテリーの持ち」も解決できます。
もちろん、グリップに電気的な接続はありませんので、「無くなったら取り替える」必要があります。
バッテリー室を組み込んだ以上、「入れ忘れ」対策としてインジケーター窓を設置。
純正バッテリーを入れるとメーカーロゴが見えるようになっています。
裏返すと「危険」表示になるというお遊び機能付き。
使い終わったバッテリーは裏返したり、あらかじめバッテリーにラベルを貼っておいたりと
ご自由にお使いいただければと思います。

今回、一番難儀したのがバッテリー室のフタでした。
最初は本体側で採用されているスライド+ヒンジ式にしたのですが、複雑すぎて実用には耐えず。
最終的に、スライド+スナップフィットという単純な仕組みになりました。
これだけではフタがずれやすくなってしまうので、バッテリー室奥に板ばねを設置して
バッテリーをふたへ押し当てる構造としています。
何度も使っているうちにふたの固定が緩くなるかもしれませんが、予備部品で対応できればと思っています。
もし購入された方で「ふた予備欲しい!」という方がいましたら、製作者までご一報ください。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
DMM.make: https://make.dmm.com/item/897159/
Shapeways: http://shpws.me/QxF6

CS-Qマウントアダプター / CS-Q Mount Adapter

一眼レフカメラで一般的なねじマウントといえばM42マウントですが、
違う業界ではまた違うマウントが一般的だったりします。
それが今回のC/CSマウント。あまり一般人に馴染みの無いマウントかもしれません。
ですが、実は街中でよく使われているマウントだったりします。

C/CSマウントは、主に監視カメラ用のレンズで用いられるマウント。
(一昔前は8mmカメラで使われることもありました)
被写界深度の深い、小さなセンサーが用いられることが多いです。
そのためイメージサークルが小さく、
フランジバックもCマウントが17.526mm、CSマウントが12.5mmと短いのが特徴。
F値の小さな明るいレンズや、魚眼レンズなど、一般撮影から見ると特殊なレンズが多いのも特徴です。
そして誰もが「PENTAX Qにぴったりなのでは?」と考えるマウントだったりします。
CマウントレンズをQマウントに装着するマウントアダプターは多いのですが、
CSマウントレンズをQマウントに装着するマウントアダプター、入手に難があったり、高価だったりします。

本部品は、そんなCSマウントレンズをQマウントに装着するマウントアダプターです。
安いCSマウントレンズを試してみるため、3Dプリントで製作してみました。
基本的にレンズ側はねじなので、ほとんどの場合問題はないと思いますが、
さすがにCSマウントレンズは数が多いので、全部のレンズで動作確認というわけにはいきません。
また、ピント位置が調整できるレンズであっても、設置前に固定するような調整方法になっていることも多く
「うまく撮影できたらラッキー」くらいで考えた方がいいかもしれません。

今回、造型に通常のナイロンとMJFのPA12という2種類が選べるようになっていますが
MJFのPA12の方が強度のある代わり、やや取り付けが硬いかもしれません。
そのような場合、一部削るなどの対処をお願いします。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
https://make.dmm.com/item/896207/

auto110レンズ用リアキャップ(2個) / Lens Rear Cap(110/2pcs)

ペンタックスの最小一眼レフこと、オート110。
もちろん専用のマウントを備え、専用レンズがいくつか用意されていました。
バヨネットも専用の2つ爪。当然、リアキャップも専用品。
…なのですが、(私だけかもしれませんが)なぜかあまりキャップ類を見なかったりします。
おそらく、理由のひとつが「単品でレンズを買うとプラスチックケースに入っていた」から。
透明のカプセルタイプのケースで、レンズのリアキャップを兼ねているものでした。

本部品は、オート110の交換レンズのリアキャップです。
オート110のアクセサリは、現在新品での購入は困難で、また中古で見かけることも少ないです。
そして鋭利なバヨネットの形状故か、削れていないキャップを見るのが稀だったりします。

本部品は半径方向の寸法に若干の余裕を持たせた作りとなっているため、
取り付けた際に緩いと感じた場合、うまくバヨネット爪に噛み合っていないと思いますので
反対側の爪に向かって押し付けるようにして回してみてください。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
https://make.dmm.com/item/893701/

PENTAX Q用グリップ / Grip for PENTAX Q

レンズ交換可能なミラーレスカメラの中でも、コンパクトなカメラの「PENTAX Q」。
「ナノ一眼」の名前で登場したQですが、デメリットのひとつに「小さすぎる」ことがあります。
交換レンズ込みでもコンパクトに収まるため、持ち運びも苦にならないのですが、
撮影しようと構えたときに普通に握ると指が余り「つまむ」ような形になってしまいます。

ペンタックスは、過去「オート110」という110フィルムを使うカメラを販売していました。
これはPENTAX Qと同様「ポケットサイズ一眼」というコンセプトで、非常に小さな一眼レフでしたが、
実はこのときは「オート110ワインダー」というグリップ兼用ワインダーが用意されていました。
これと同じようなものができないかと考えた結果、作ったのが本部品となります。

本部品は、PENTAX Qの下部に取り付け、ホールドしやすくするためのグリップです。
一般的なカメラ用グリップと同じく、三脚ねじを使用して取り付けます。
本部品は組み立て式で、長さ7mmのM2ねじおよびM2ナットを5組使用します。
詳細および組み立てについてはDMM.makeのページTwitterのモーメントをご覧ください。

本部品をデザインするにあたり、前述のオート110ワインダーを参考にしました。
オート110ワインダーと比べたとき、大きく異なるのは大型化したグリップ下部。
オート110ワインダーでは三脚ねじがカメラの端に配置されていましたが、
本グリップではレンズの光軸に限りなく近づけるように変更しています。
PENTAX Qと組み合わせたときに一体感が出るようなデザインとしたため、
残念ながらPENTAX Q以外のQマウント機には取り付けることができません。
もしかしたら他の機種用のグリップも作るかもしれませんが…あまり期待しないでください。

内部は材料費節約のため、肉抜きを行っています。肉厚が3mmほどです。
自作グリップとしてはそこそこ安めにできたのではないかと思います。
通常の使用には問題ないと思いますが、もし削って改造するような場合はお気をつけください。
パテを盛るような場合は問題ありません。

ちなみに、冒頭で述べたPENTAX Qのデメリットですが、「小さすぎる」他には
「バッテリーの持ちが気になる」点があります。
本グリップは単なる拡張グリップとしての機能しか持ち合わせていませんが、
予備のバッテリーを肉抜きした空間へ収納するアイデアがあり、現在改良版を設計中です。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
DMM.make: https://make.dmm.com/item/893211/
Shapeways: http://shpws.me/QxF2