RMS-Kマウントアダプター / RMS-K Mount Adapter

いくつもあるねじ込みマウントですが、単純な形状であるため汎用性も高く、
写真以外にも様々な用途で使われています。
そのうちのひとつが、顕微鏡の対物レンズに用いられるRMSマウント。
写真用レンズが「大きなものを小さく写す」縮小光学系であるのに対し、
顕微鏡の対物レンズ、すなわち「小さなものを大きく写す」拡大光学系に特化しています。
得意とする範囲は違えど、レンズ(凸レンズ)としての機能はどちらも同じ。
カメラに取り付けることで、マクロレンズ以上のクローズアップ写真を撮ることができます。

本部品は、そんなRMSマウントの対物レンズをKマウントに変換するアダプターです。
とはいえ、RMSマウントのレンズ自体にピント調節機能は設けられていませんので
ベローズユニットやヘリコイドといったピント調節装置が別途必要となります。

私が所有する顕微鏡用対物レンズでは、以下のレンズの取り付けを確認しています。

  • Nippon Kogaku 10x/0.25
  • Nippon Kogaku 40x/0.65
  • Nippon Kogaku 60x/0.80

このうち、Nippon Kogaku 10x/0.25で撮影したのがこちら。

皆さんよくご存知の10円玉の鳳凰です。
もちろん被写体・カメラとも固定に気を使う必要がありますが、こんな世界を簡単に捉えることができます。

先ほど上で「RMSマウント=対物レンズ」と書きましたが、当てはまらないものもあります。
顕微鏡の世界も高性能化が進み、RMSマウントより大口径のマウントを採用した対物レンズもあるため
購入・使用前によく確認する必要があります。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
https://make.dmm.com/item/905769/

ブロニカSレンズ用リアキャップ / Lens Rear Cap for Bronica S

中古レンズを購入するとき、誰もがチェックする項目のひとつが「付属品」の有無ではないでしょうか。
珍しいレンズでも、専用のキャップが付いていなかったりすると買う気が失せる人もいるかもしれません。
レンズの描写性能にはほとんど影響しないのですが、保管や持ち運びに難儀するのは避けたいところ。
汎用品が使えない形状や、既に販売終了だったりすると、どうにか工夫して運用しなければいけません。

本部品は、ゼンザブロニカSシリーズ用レンズ(ブロニカSマウントレンズ)に対応するリアキャップです。
ブロニカSマウントレンズは、レンズ側に固定レバーが備え付けられた形状であり、
リアキャップの固定もこのレバーによって行われます。
ところが、レバーのバネの力が結構強く、使い続けるうちに破損してしまったキャップをよく見ます。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
https://make.dmm.com/item/901841/

M37-Kマウントアダプター / M37-K Mount Adapter [MRO-MA-37K-01]

こちらの記事でご紹介した「M37-M42マウントアダプター」
M37マウントのレンズ外径が小さく、アダプターにフランジバック調整がないことから、
いくつかのケースでオーバーインフになる事例がありました。
そのうちのひとつが、ペンタックス純正の「マウントアダプターK」と併用する場合。
マウントアダプターKはKマウントのマウント面からわずかに凹む構造になっており、
せっかくの旭光学のレンズなのにKマウントでオーバーインフになるのはどうも腑に落ちません。

本部品は、M37マウントの交換レンズをKマウントに直接変換するマウントアダプターです。
アダプターのM37マウント面をKマウント面とツライチになるよう設計しているため
フランジバックをKマウントと同じ45.5mmに合わせることができます。
また、マウントアダプターKは小径レンズを使用した際に光線漏れが生じやすい問題がありますが
M37マウントからKマウントに直接変換することで、光線漏れのリスクを低減しています。
ただし、絞り連動レバーの「絞込み測光」位置に対応するため、最小限の「穴」が空いています。
実際にレンズを取り付けて使用する際はほとんど隠れてしまうため、従来よりも改善はしています。
また、Kマウントのロックピンにも対応しているため、

  • KマウントカメラをM37マウントカメラとして使うアダプター
  • M37マウントレンズをKマウントレンズとして使うアダプター

のどちらの使い方もできるようになっています。

ツライチにするための凹みは、46mm径で設計しています。
58mm F2.4と100mm F3.5、そして50mm F3.5以外での取り付けは確認していませんが、
事前にお手持ちのレンズのマウント部分の外径を確認してからご使用ください。

  • Asahi-Kogaku Takumar 50mm F3.5 (Pre-set) 44mm径
  • Asahi-Kogaku Takumar 50mm F3.5 (Manual)
  • Asahi-Kogaku Takumar 58mm F2.4 45mm径
  • Asahi-Kogaku Takumar 83mm F1.9
  • Asahi-Kogaku Takumar 100mm F3.5 44mm径
  • Asahi-Kogaku Takumar 135mm F3.5
  • Asahi-Kogaku Takumar 500mm F5

ちなみに、サードパーティ製のM42アダプターではマウント面がツライチになるため
従来の「M37-M42マウントアダプター」で問題ありません。
もっとも、ねじマウントのアダプターを2段にすると取り外しが煩雑になることもあるため
そのような場合はこちらの部品をお使いいただくのもいいかもしれません。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
DMM.make: https://make.dmm.com/item/898850/
Shapeways: http://shpws.me/QAXh

追記(2018/12/23):
50/3.5(Pre-set)の取り付けを確認しました。
Shapewaysへのリンクを追加しました。