M37-M42マウントアダプター / M37-M42 Mount Adapter [MRO-MA-3742-02]

ねじマウントといえば、カメラをお使いのみなさんが真っ先に思い浮かべるのはM42マウントでしょうか。
そして、おそらくその次に思い浮かべるのは、LeicaのL(L39)マウントでしょう。
最近ではオールドレンズ人気もあり、活躍の機会も増えていることと思います。

しかし、これら以外にもいくつかのねじマウントが存在します。
そのひとつが、M37マウントと呼ばれるマウントです。
その名の通り(正式名称ではありませんが)37mm径、ピッチ1mmのねじマウントです。
ペンタックスとなる前の旭光学が発売していた一眼レフカメラ「アサヒフレックス」に使用されていました。
この「アサヒフレックス」、日本発の一眼レフカメラ(I型)だったり、
世界初のクイックリターンミラー搭載(II型)だったりしますが、それはまた別のお話。

本部品は、M37マウントの交換レンズをM42マウントに取り付けるためのアダプターです。
同様のアダプターが純正品として用意されていたのですが、今となっては入手が困難で、
またオークション等でも結構なプレミア価格で取引されていることから、3Dプリントで製作してみました。
58mm F2.4と100mm F3.5、そして50mm F3.5以外での取り付けは確認していませんが、
フランジの無いねじ部分のみのアダプターのため、他のM37マウントレンズでも使用できると思います。
純正レンズでは以下のものが該当すると思いますが、使用される方は自己責任でお願いします。

  • Asahi-Kogaku Takumar 50mm F3.5 (Pre-set)
  • Asahi-Kogaku Takumar 50mm F3.5 (Manual)
  • Asahi-Kogaku Takumar 58mm F2.4
  • Asahi-Kogaku Takumar 83mm F1.9
  • Asahi-Kogaku Takumar 100mm F3.5
  • Asahi-Kogaku Takumar 135mm F3.5
  • Asahi-Kogaku Takumar 500mm F5

このうち、500mmF5については重量級のレンズのため、アダプターが破損する危険性が高いと思われます。
また、当時の資料が少なく詳細は不明ですが、このほかコムラーから互換レンズが発売されていたほか、
M42マウント用のタクマーレンズのマウント部分のみM37マウントに変更されたものもあるようです。
単なるねじでカメラとの情報伝達が無い構造のため、後から改造された例もあるかもしれません。

なお、ペンタックス純正の「マウントアダプターK」と併用する場合、
カメラ本体のマウント部分で支える構造となっていることからフランジバックに若干の誤差が生じ、
オーバーインフ気味になると思われます。

本部品に興味がある方は、以下のリンクより詳細確認及び注文が可能です。
DMM.make: https://make.dmm.com/item/884575/ > https://make.dmm.com/item/946604/
Shapeways: http://shpws.me/QmfR

更新履歴:
[MRO-MA-3742-01]: 初版
[MRO-MA-3742-02]: DMM.makeでのMJF出力対応にあわせて更新(機能変わらず)

追記(2018/12/23):
50/3.5(Pre-set)の取り付けを確認しました。


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