目次
- 1. はじめに
- 2. 「Miauor」について
- 3. レンズ一覧
- 更新履歴
1. はじめに
「M&R Optics」として活動を始めたのが、2018年の3月あたり。
今に至るまで、3Dプリンターを使って様々なカメラアクセサリーを製作・頒布してきました。
「M&R Optics」という名前を見て、「なぜ"Optics"なのだろう」と不思議に思った方もいるかと思います。
なぜ「M&R Camera」でも「M&R Photo」でもなく「M&R Optics」としたのか…
そこには「レンズを作りたい」という当初からの想いを込めており、
自作レンズ「Miauor」はその一つの到達点です。
2. 「Miauor」について
「Miauor」は3Dプリンターを活用し、設計・製作まで全てを製作者個人で行っている「自作レンズ」です。
(読み方は「みゃおーる」もしくは「みゃうおーる」としておきます)
「Miauor」のコンセプトは、
・(光学系に関して)入手が容易、安価なエレメントを採用すること
・(機構に関して)複雑にならず、プラモデル感覚で組み立て可能なこと
・(機能に関して)一般的なレンズと同じく、マニュアル操作が可能なこと
・(運用に関して)繊細な扱いを必要とせず、気軽に使用可能なこと
・(入手に関して)いわゆる「安レンズ」並みの価格を目標とすること
インターネットで情報収集ができれば誰でも入手でき、特別な機械を使うことなく組み立て可能で、
対応するマウントのカメラに取り付ければ撮影まで楽しむことができる、
そんな「猫があくびをしながらでも使える」レンズを目指しています。
最終的には光学系・絞りを含めたすべての要素を自作としたいところですが、
現時点ではこの二つのみ既製品を用いることとしています。
もちろん描写や機能は市販レンズには及びませんが、そこはご容赦頂ければ幸いです。
「Miauor」という名称は、ドイツ語での猫の鳴き声である「miau」から名付けました。
「M&R Optics」のロゴと並び、猫だらけです。
3Dプリンター界隈、ひいては自作界隈に新たな方向性を提示することを目標とし、
当ページを道標として、製作物の公開・頒布を行います。
興味を持たれた方、自作レンズ「Miauor」を楽しんでみませんか?
3. レンズ一覧
3-1. Primo-Miauor-Q 85mm 1:3.2
「史上初!? 一眼レフ用交換レンズ組み立てキット、できました!」
記念すべき 自作レンズ「Miauor」第一弾。Kマウント用中望遠単焦点レンズです。
(オプションのマウント用部品を追加し、KマウントまたはFマウントで使用可能となりました)
強烈なソフト効果を気軽に楽しんでもらうことを目的としています。
特設ページはこちらからどうぞ。
>> 基本情報 >> 組み立て説明書
>> 作例
>> テクノロジー #1:光学系 - #2:機構
ぜひ今後、猫が転がしても余るくらいに様々なレンズを製作できればと思っています(笑)
更新履歴
2020/02/25: Fマウント部品について追記
謝辞
はいあたん (https://twitter.com/haia_i) 様 ... 本文の一部表現を参考にさせていただきました。