KP 自作グリップ まとめ

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PENTAX KPの自作グリップまとめです。
現在作業中のため、内容は適宜変更する可能性があります。

目次

  • はじめに
    • 純正グリップについて
    • KP J limited
  • グリップ自作について
    • グリップ自作に役立つ情報
  • 自作グリップ作品集
  • 関連リンク

はじめに

PENTAX(RICOH)のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX KP」。
ハイエンド機に引けを取らない多機能・高機能さや操作のしやすさが人気のカメラですが、なかでも「ユーザーによるグリップ交換が可能」という珍しい特徴を持っています。
大きさの異なる三種類のグリップが純正で用意されており、レンズやグリップとともに好みに応じた組み合わせを楽しむことができます。

純正グリップについて

純正では大きさの異なる三種類のグリップが用意されています。
以下、簡単にご紹介します。
(見出しのリンクは公式ストアに向けています)

グリップS (O-GP167)

標準で付属する小型のグリップです。
手の大きさや指の長さによっては小さすぎると感じるかもしれません。
単品で購入する方は自作ベースに使う方が多いというウワサも…

グリップM (O-GP1671)

中型グリップです。
大型グリップがバッテリーグリップに付属するため、使っている方は少ないかもしれません。

グリップL O-GP1672

大型グリップです。バッテリーグリップ使用時はこのグリップしか使用できません。
バッテリーグリップに付属するため、単品で購入する方は少ないかもしれません。

バッテリーグリップ (D-BG7)

交換グリップではなく、ボディ下に取り付ける縦位置グリップ兼バッテリーグリップです。
ボディ内バッテリーと同じD-LI109だけでなく、より大容量のD-LI90Pが使用可能になります。

KP J limited

デザイナーTKO氏による純正カスタムモデル。
後述のカスタムグリップのほか、取り外し可能なペンタカバーやマウント面DLCコーティングといった様々なカスタムが施され、独特な存在感を放っています。

カスタムウッドグリップ (Red SP)

「PENTAX KP J limited Black & Gold」に付属するウッドグリップです。
株式会社ミロクテクノウッドによるウォールナットの削り出しで、手吹き仕上げによるグラデーションを楽しむことのできるグリップです。

カスタムウッドグリップ (Sumi Black)

「PENTAX KP J limited Dark Night Navy」に付属するウッドグリップです。
株式会社ミロクテクノウッドによるウォールナットの削り出しで、高級墨の染色により黒銀色に仕上がっています。

グリップ自作について

グリップの取り付け・固定は本体に用意されたピンとボルトを用いる構造であり、またPENTAXには過去に木製カスタムグリップの作成が可能な「PENTAX LX」が存在していたことから、製品発表当初よりDIYユーザーによるグリップの自作が囁かれていました。
KP発売からある程度経ったころ(2018年2月19日付)、リコーイメージング公式フェイスブックにてKPのデザイナーカスタム例(後のJ limited、この時点では製品化予定無し)が公表されたのをきっかけに、KPユーザーによる自作グリップ作成が盛り上がりを見せ始めました。
(これ以前に製作された方もいらっしゃるようです。)
今ではみなさん思い思いの様々なグリップを製作されています。

グリップ自作に役立つ情報

グリップを自作する上で役立つ、様々な情報のまとめです。
様々な方の試行錯誤の積み重ねにより、自作の敷居は全体的に下がってきています。
ぜひオリジナルのグリップに挑戦してみましょう。

グリップの固定について

グリップをボディに固定するため最小限以下のものが必要です。

  • M4細目ねじ(ピッチ0.5)

基本的にこれだけです。取り付けるグリップに応じて、必要な長さのものを選んでください。
一般的な「並目」ねじよりピッチの細かな「細目」ねじである点に注意です。
入手可能なねじが少なく、ねじの種類としても(純正グリップで使っているような)六角穴付きボルトが主流です。
小口注文可能なネットショップかホームセンター取り寄せで購入することになると思います。
(筆者は、メール便発送可能で送料が安価な「ジャパネジ 楽天市場店」にお世話になることが多いです。)

また、純正グリップではボディの2箇所のピンにグリップ金具を差し込むことで、グリップの固定をより安定させる構造としています。
ボディの曲面や固定部分の構造が複雑なため、この構造を利用する場合は

  • 純正グリップから金属パーツを流用
  • 3Dプリント製互換パーツを利用(後述)

という方法が簡単です。
(もちろん現物合わせでの対応も可能ですが、非常に手間が掛かる作業のためオススメしません。)

グリップ材料について

人気のある材料はやはり「木材」です。
好みの形状に加工しやすく、塗装や表面処理も容易、種類によっては木目を楽しむデザインも可能なことから使用例が多い材料です。
自作グリップが盛り上がりを見せる以前から、木材での現物合わせによるグリップ製作も行われていました。
手の形状に合わせたグリップを作りたい場合、パテによる成形も魅力的な材料です。
また、(筆者を含む)有志の手により3Dモデルが製作され、後述の3Dプリントによるグリップ製作も行われています。

グリップ自作に役立つ3Dプリントパーツ

3Dプリントによるグリップ製作に役立つパーツが、いくつか公開・頒布されています。

名称リンク製作者摘要公開形態
PENTAX KPグリップ自作用ベース部品 [MRO-GP-KPU-01]頒布先M&R Optics / Ryo @ S.O.R.A. (筆者)3D CADでの設計に向いた最小ベース。
ケガキにも利用可能。
造型依頼・STL公開
PENTAX KP削り出しグリップ [MRO-GP-KPU-02]頒布先M&R Optics / Ryo @ S.O.R.A. (筆者)LXグリップAライクなソリッドグリップ。
直接の削り出しのほか、3D CADでのモデリングベースにも。
造型依頼・STL公開
PENTAX KP専用 "盛る"カスタムグリップベース頒布先ふるかわさん (Twitter)パテ盛りに特化したグリップベース。
パテの食いつき強化用にM3ねじを埋め込み可能。
造型依頼
PENTAX KP木製グリップ自作用ベース部品 [MRO-GP-KPU-03]頒布先M&R Optics / Ryo @ S.O.R.A. (筆者)木材パーツ取り付けが容易な、前面が平面のベース。
木材ねじ止め。応用で飾りナットを使用したカスタムも可。
造型依頼

必要な工具類、あると便利な工具類

  • 六角レンチ
    自作グリップの固定に六角穴付きボルトを使用するため必須。
  • 木材
    木製グリップを製作する場合には必須。お好みのものを。
    サイズは余裕をもって幅5cm高さ7cmくらいあれば十分。角材をカットするとお手頃かも。
  • 彫刻刀
    グリップを削り出す場合に使用。カッターだと難易度高いかも。
  • やすり
    粗削り用と仕上げ用に何種類かあるとよい。曲面を磨くなら紙やすりを。
  • キリ、ドリル等
    固定ねじの穴あけに使用。割れないよう慎重に。
  • パテ
    パテ盛りグリップを製作する場合には必須。木材をベースにした複合グリップでもよい。
  • ニス、塗料等
    自作グリップの塗装に。お好みのものを。
  • クリアー等
    塗装したグリップの最終仕上げに。
  • レーザー彫刻機
    グリップにオリジナルロゴ等の刻印が可能。
  • 3D CAD
    STLファイルからのオリジナルグリップのモデリングに。

  • STLファイルからモデリングして造型すると、夢も広がります。
    バッテリーグリップ端子を使えばシャッターグリップも自作可能。

自作グリップ作品集

製作の助けとなるよう、みなさんの製作した自作グリップをまとめています。
掲載希望の場合はTwitter(DM)やメール等でご一報ください。

掲載にあたり、文言等はこちらで統一感が出るよう多少の修正を行います。
外観写真は代表写真1枚(JPEG、1MB以内)でお願いします。
また、製作者名はTwitterの場合アカウント転記を基本とします。

外観写真(クリックで別窓表示)製作者(Twitterアカウント)素材製作期間掛かった金額備考(製作状況、ブログ記事等)
Ryo @ S.O.R.A. (筆者)・MDF貼り合わせ
・3Dプリントベース[MRO-GP-KPU-03]
実質1日2000円くらい柔らかいMDFの素材を活かしてコート等は無しとした。
Ryo @ S.O.R.A. (筆者)・3Dプリントベース[MRO-GP-KPU-03]
・袋ナット(黄銅)
数分(付けただけ)2000円くらいベースの木材固定箇所に袋ナットを取り付け、指が引っ掛かるようにした。
少年・ホムセンの角材18日 (実作業時間不明)6000円弱 (塗料・道具代込み)オイルステインで塗装後、つや消しニスで仕上げた。
写真や作業ポイントはモーメントを参照。

関連リンク

PENTAX KP ... これがないと始まりません。
PENTAX KP J limited ... 公式カスタム。こちらから自作グリップに入る人はいないかもしれませんが。


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